Japanese
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特集 乳腺疾患を取り巻くガイドラインと最新の知見―最適な診療を目指して
乳房超音波診断ガイドライン
Diagnostic guidelines on breast ultrasonography
遠藤 登喜子
1
Tokiko ENDO
1
1国立病院機構名古屋医療センター放射線科
キーワード:
乳房超音波
,
ガイドライン
,
腫瘤像形成性病変
,
腫瘤像非形成性病変
,
カテゴリー判定
Keyword:
乳房超音波
,
ガイドライン
,
腫瘤像形成性病変
,
腫瘤像非形成性病変
,
カテゴリー判定
pp.295-299
発行日 2006年3月20日
Published Date 2006/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100378
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要旨:乳房超音波診断におけるガイドラインが乳腺甲状腺超音波診断会議によって編纂され出版された.その目的は,用語・判定基準の共有化によって乳房超音波検査が正当に利用され,乳腺疾患診断の発展に寄与することである.従来の研究を集積し検討するなかで,境界部,腫瘤像形成性病変,腫瘤像非形成性病変などの新しい所見用語が提案されるとともに,判定基準としてカテゴリーも導入された.診断に有用な所見を検討し,組み合わせることによってフローチャートも考案され,さらに代表的疾患(鑑別診断)を掲示し,診断から検診まで幅広く利用できるものとなっている.さらに,装置や画像の精度管理の方向も示されている.
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