特集 癌治療のプロトコール2005-2006
Ⅰ.食道癌治療のプロトコール
恵佑会札幌病院外科・他
西田 靖仙
1
,
細川 正夫
1
,
久須美 貴哉
1
,
中野 敢友
1
,
川口 晃
1
,
松永 明宏
1
,
小林 裕明
1
,
渡邉 昭仁
2
,
高橋 宏明
3
1恵佑会札幌病院外科
2恵佑会札幌病院耳鼻科
3恵佑会札幌病院内科
pp.21-27
発行日 2005年10月22日
Published Date 2005/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100202
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はじめに
食道癌に対し,外科手術・内視鏡手術・放射線化学療法およびそれらを組み合わせた治療が行われている.2002年には旧日本食道疾患研究会編により「食道癌治療ガイドライン」が作成され,「現時点で最も妥当と考えられる食道癌の標準的治療法として推奨されるもの」が示されている.しかし,治療法の選択や治療内容についての標準化については,まだ検討を必要とするのが現状である.
本稿では,当院における食道癌治療のプロトコールを術前検査から術後フォローアップ・再発治療まで順を追って説明する.
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