Japanese
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特集 癌告知とインフォームド・コンセント
乳癌告知の在り方と問題点
The way that should be and the problem of breast cancer notice
大村 東生
1
,
本間 敏男
1
,
平田 公一
1
Tousei Ohmura
1
1札幌医科大学医学部第1外科
キーワード:
信頼関係
,
理解
,
思いやり
,
精神的ケア
,
ブレストケアナース
Keyword:
信頼関係
,
理解
,
思いやり
,
精神的ケア
,
ブレストケアナース
pp.1127-1130
発行日 2005年9月20日
Published Date 2005/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100182
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要旨:近年,乳癌に罹患する女性が増えている.欧米の女性ほど多くないが,約40人に1人の日本人女性が乳癌を発症しており,今後ますます増える傾向にある.周囲を見渡すと,家族,親戚,友人,知人の女性のなかに乳癌に罹患した方が1人はいるはずである.そのような状況であっても,まさか自分が乳癌になるとは多くの女性は思っていない.何かの契機で自分の胸にしこりを発見したとき,または乳癌検診で腫瘤を指摘されたとき,そのショックは計り知れない.病院を受診し,担当医による診察・検査の結果が出るまで不安な時間を過ごす乳癌患者への告知の在り方と問題点を考える.
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