Japanese
English
臨床報告・1
Bilobed筋膜皮弁によって再建を行った巨大な毛巣洞炎の1例
A case of a huge pilonidal sinus reconstructed with a bilobed fasciocutaneous flap
千々和 剛
1
,
菅沼 利行
2
,
滝川 利通
2
,
江戸川 誠司
2
Tsuyoshi CHIJIWA
1
1自衛隊横須賀病院皮膚形成外科
2自衛隊横須賀病院外科
キーワード:
毛巣洞炎
,
慢性膿皮症
,
穿通枝
,
bilobed筋膜皮弁
Keyword:
毛巣洞炎
,
慢性膿皮症
,
穿通枝
,
bilobed筋膜皮弁
pp.123-126
発行日 2005年1月20日
Published Date 2005/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100024
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はじめに
毛巣洞は仙骨部に発生する毛髪を含んだ肉芽腫性病変である1).しばしば再発を認め,治療に難渋することが多い2).
今回,われわれは慢性膿皮症を合併した巨大な毛巣洞炎に対してbilobed筋膜皮弁を用いて再建し,良好な結果が得られたので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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