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海外文献抄録
痴呆における左大脳半球代謝障害の優位性,他
Predominant Left hemisphere metabolic dysfuncion in dementia: Loewenstein DA, Barker WW, Chang J-Y, Apicella A, Yoshii F, Kothari P, Levin B and Duara R/Arch Neurol 46: 146-152, 1989
大友 英一
1
1浴風会病院
pp.526-527
発行日 1989年5月1日
Published Date 1989/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206322
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Alzheimer病では虚血性病変におけるごとき局在性の脳機能障害が認められる。PETによる検査では対照に比しAlzheimer病では側頭頭頂皮質にブドウ糖代謝の減少があり,また左右の対称性の部での代謝の相違が報告されている。
PETでの非定量的観察で記憶力障害を訴える多くの例で右より左大脳半球に代謝低下を認めることから,本症と多発梗塞性痴装についてより定量的な方法で脳代謝の左右差を検討した。
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