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編集後記
生田 房弘
pp.287
発行日 1987年3月1日
Published Date 1987/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205881
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3月号をお届け致します。
再びローカルな話で恐縮ですが,雪国のここ越後の国に,
"雪がとければ 越路の春は
梅も桜も みな開く
おらが心の花も……。"
という唄があります。永い冬の間,厳しい吹雪の中で,じ一っと力を貯え,耐えてきた硬い蕾が,一斉にほころび,新たな芽が山野に萌えぎ出してくれる春の到来を,心から喜んでの唄であります。
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