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海外文献抄録
Small bowl resection with vitamin E deficiency and progressive spinocerebellarsyndrome/Bertoni JM,Abraham FA,FallsHF and Itabashi HH/Neurology34:1046-1052,1984
大友 英一
pp.1138-1139
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205417
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小腸切除に伴うVE欠乏および進行性脊髄小脳症候群
27歳女,約10年にわたり失調が出現した。既往歴では14カ月の時に嵌頓のために小腸を40cm程切除している。術後2カ月にわたり脂肪便と電解質アンバランスが続いた。17歳時軽い失調性歩行が出現し,23歳では手助けなしでは歩行は不可能となった。21歳時入院中に視野狭窄,視力障害,網膜色素変性,頭部および四肢の振戦,四肢の失調,構語障害,振動覚の中等度の減弱,位置覚の軽度障害,深部反射消失,両側のBabinski反射陽性などを指摘された。
家族歴には特記すべきことはない。
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