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海外文献抄録
Zinc in multiple sclerosis/Dore-Duffy P,Catalanotto F,DonaldsonJO,Ostrom KM and Testa MA/Ann Neuro1 14:450-454,1983
大友 英一
pp.192-193
発行日 1984年2月1日
Published Date 1984/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205273
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多発性硬化症における亜鉛
著者らが多発性硬化症例のリンパ球粘着に対するas—pirinの効果を検討した際,患者の大部分が味覚消失あるいは金属性味覚の出現を訴えたことを経験した。味覚変化と亜鉛代謝との関連が指摘されており,aspirinがその合成酵素を抑制するprostaglandinの代謝,あるいは亜鉛代謝障害の一つあるいは両者が多発性硬化症に存在する可能性がある。
本研究では68例の多発性硬化症,62例の正常志願者および他の神経疾患を有する13例を対象として亜鉛代謝を検討した。
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