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海外文献抄録
Ataxic hemiparesis from lesionsof the corona radiata/SageJI and Lepore FF/Arch Neurol 40:449-450,1983
大友 英一
pp.1046-1047
発行日 1983年10月1日
Published Date 1983/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205208
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放線冠傷害による失調性不全片麻痺
失調性不全片麻痺は小脳症状と錐体路症状が同側に出現する症候群であり,四肢の小脳症状が錐体路症状より著明であり,構音障害が報告例の多くに記載されている。1965年FisherおよびColeは確認はできなかったが内包あるいは放射冠の病変を想定した。1978年Fisherは反対側の橋に梗塞を有する失調性不全片麻痺症1列を報告した。その後,橋,中脳,内包の腫瘍梗塞,出血などにより木症状を示した例が報告されている。
著者らは3例の本症例を経験した。
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