Japanese
English
--------------------
海外文献抄録
Neurotransmitter abnormalities in patients with motor neuron disease. /Belendiuk, K.,Belendiuk, G.W.,Freedman, D.X.& Antel, J.P./Arch. Neurol.,38:415-417, 1981.
大友 英一
pp.1166-1167
発行日 1981年11月1日
Published Date 1981/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204853
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
運動ノイロン疾患における神経伝達物質の異常
運動ノイロン疾患22例(男17,女4例)を対象とした。これらは軽症例7例,中等症9例,重症例6例でそれぞれの平均年齢,および罹病期間は55±2,52±3,50±8歳,4.9±1.1,3.3±0.7,2.2±0.2年である。このうち下位運動ノイロン症状のみを呈したのは4例,上位,下位運動ノイロン症状を示したのは18例である。対照として21〜59歳(平均30.8±10.0歳)の男17,女13例の健常人を選んだ。
血小板のserotonin(5HT)は疾患群では対照に比し有意ではないが増加を示し,血漿tryptophan濃度は対照に比し有意に低下,血小板monoamine oxidase(MAO)活性は有意の増加を示した。
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.