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海外文献抄録—BromocriptineによるParkinson病の治療,他
大友 英一
pp.386-387
発行日 1977年4月1日
Published Date 1977/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204049
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l-DOPAはparkinsonismに有効であるが,この効果が持続せず症状が進行する例が増加している。
Levodepaとcarbidopaの併用でも効果の認められなくなつたparkinsonismに対し,dopamineの拮抗物質であergot alkaloid, bromocriptineを投与した。対象は平均64歳,平均罹病期間9.6年のParkinson病14例である。これらは最初はlevodopa (平均1日4g)またはlevodopa (1.3g)とcarbidopa (100mg)の併用が有効であつたが,後に無効となつた症例である。
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