海外だより
第34回Harvey Cushing Society Meetingに出席して
千葉 豊昭
1,2,3,4
Toyoaki Chiba
1,2,3,4
1札幌医科大学脳神経外科
2Harvard大学医学部
3マサチューセッツ総合病院脳神経外科
4ボストン市立病院脳神経外科
pp.757-759
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202085
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春の訪れとともにここアメリカにおいても学会シーズンの到来。アメリカにおける脳神経外科関係学会のmaineventといわれるHarvey Cushing Society Meetingの第34回例会は,Dr. F. Murphey会長のもと約1,OOO人の参会者を集め,4月17日〜21日の4日間にわたりSt.Louis市第一のChase-Park Plaza Hotelを会場として盛大に行なわれた。開催地St. LouisはChicagoとともに中部アメリカを代表する大都市としてすでにその名は日本にもお馴じみの所であるが,本学会がこの地で開かれるのは1934年第3回例会が行なわれて以来,実に32年ぶりとのことである。
筆者は今回,Dr. V. H. Mark (ボストン市立病院脳神経外科主任)の推薦によりguestとして本学会に出席する機会を得たので,例年にならい出席者の1人として感じたままに本学会の印象をごく簡単に御紹介申上げたいと思う。
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