書評
—Mayo Clinic and Mayo Foundation for Medical Education and Research Members of the Sections of Neurology and Physiology—Clinical Examination in Neurology
塚越 広
1
1東大中尾内科
pp.351
発行日 1964年4月1日
Published Date 1964/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201627
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Mayo Clinicで編輯された神経学臨床検査の第2版が刊行され,一読の機会を得た。
本書の初版はMayo Clinicの神経学部門の創始者であるH.Wolt—manおよびF. Moerschの教えをもとに,現在神経学および生理学の第一線で活躍している学者達によつて分担執筆されたもので,Mayo Clinicで行なわれている検査法を述べており,実際的で,簡明にまとめられた良書であった。今回は初版で省略されていたレントゲン学的検査法を加え,さらに小児の神経学的検査法を追加したのが主で,その他の章の改訂は最小限にとどまつている。
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