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脳・脊髄のMRI画像アトラス
高速FLAIR法で一過性の動脈高信号を認めた心原性脳塞栓症超急性期例
Transient Arterial Hyperintensity on Fast Fluid-attenuated Inversion Recovery Images in Hyperacute Cardiogenic Cerebral Embolism
杉江 和馬
1,2,3
,
掛樋 善明
1,2
,
小川 眞
1
1りんくう総合医療センター市立泉佐野病院神経内科
2奈良県立医科大学神経内科
3奈良公園中央病院神経内科
pp.432-433
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406100287
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症 例 75歳,女性
主 訴 構語障害,ふらつき
既往歴 70歳,心房細動(Af)
家族歴 特記事項なし。
現病歴 2003年9月28日起床時より突然構語障害とふらつきを自覚したため,当科受診。脳梗塞の疑いにて同日緊急入院となった。
入院時現症・検査所見 血圧186/83mmHg,脈拍 130回/分 不整。意識は傾眠傾向,運動性と感覚性の混合失語あり。脳神経系には異常なし。筋力は右上下肢で軽度筋力低下,感覚系は異常なし。反射系・協調運動・自律神経系は正常。血液検査は正常。心電図でAfを認めた。
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