動き
「第7回日本家族研究・家族療法学会」印象記—地道な定着と共に飛躍を
牧原 浩
1
1小郡まきはら病院
pp.1139-1140
発行日 1990年10月15日
Published Date 1990/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902934
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この種の記事は,一般会員または会員以外の方が書くのが普通で,学会世話人の筆者が書くのは不適切であろう。そう思い,一度はお断りしようと思ったが,ある識者から,そういう立場からの印象記もあっていいのではないかと言われ,敢えてお引き受けした次第である。
さて,学会は本年6月1日より6月3日にかけて,下坂幸三大会会長のもとに,東京順天堂大学,有山記念館で行われた。学会は盛況で,ぜひ発表していただきたい演題もいくつか辞退していただいたぐらいで,そろそろ2会場ぐらいを使わなければならない時代が訪れたなあというのが,まず最初の感想である。もう一つうれしく思ったのは,総会で,今後各地区から民主的な選挙により役員が選ばれるように決定されたことで,この会の設立に多少とも関係した者として,やっとこの学会も一人立ちできるようになったなあと感じたことである。
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