Japanese
English
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
グリーフケア外来での遺族支援
Psychotherapy for Bereavement Family
伊藤 嘉規
1,2
,
三宅 康子
1
,
利重 裕子
2
,
明智 龍男
1,2
Yoshinori Ito
1,2
,
Yasuko Miyake
1
,
Yuko Toshishige
2
,
Tatsuo Akechi
1,2
1名古屋市立大学病院臨床心理室
2名古屋市立大学大学院医学系研究科精神・認知・行動医学分野
1Division of Clinical Psychology, Nagoya City University Hospital, Nagoya, Japan
2Department of Psychiatry and Cognitive-Behavioral Medicine, Nagoya City University Graduate School of Medical Sciences
キーワード:
グリーフケア
,
grief care
,
心理療法
,
psychotherapy
,
グリーフケアカウンセリング
,
grief counseling
Keyword:
グリーフケア
,
grief care
,
心理療法
,
psychotherapy
,
グリーフケアカウンセリング
,
grief counseling
pp.1637-1643
発行日 2022年12月15日
Published Date 2022/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206804
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抄録 大切な人を失う体験は非常に大きな精神・心理的苦悩をもたらす。喪失に伴う感情的な反応はグリーフと呼ばれ,自然な反応であるが,人によっては身体的,心理社会的な障害を引き起こし,精神疾患として治療が必要な場合もある。医療機関においてグリーフケアを専門的に扱っている施設は数少ない。本稿では名古屋市立大学病院で行っているグリーフケア外来での,遺族への心理支援の取り組みについて紹介をする。
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