動き
「世界精神医学会疫学・公衆衛生セクションミーティング(WPASEPH2014)」印象記
井上 かな
1
,
井上 弘寿
1
1自治医科大学精神医学教室
pp.76-77
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204840
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2014年10月15日から4日間,世界精神医学会の疫学・公衆衛生セクションミーティング2014(WPA Section on Epidemiology and Public Health Meeting 2014:WPASEPH2014)が奈良市で開催された。学会は15日夕方のオープニングセッションから開始となったが,同日の日中はアジア太平洋地域の精神保健疫学に関するシンポジウム,および本邦の精神保健関係の研究者や実務者,行政担当者を対象としたWorld Mental Health(WMH;世界精神保健)調査の政策的活用に関するシンポジウムが開催された。WPASEPHが日本で開催されるのは今回が初めてである。
WPASEPHの会長は,精神科医かつ疫学者であるViviane Kovess Masfety女史(パリ・デカルト大学公衆衛生大学院)である。そして今回の大会長は竹島正氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神保健計画研究部),事務局長は立森久照氏(同研究部)であった。
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