動き
「第18回世界社会精神医学会」印象記
新福 尚隆
1
1神戸大学医学部・医学医療国際交流センター
pp.452-453
発行日 2005年4月15日
Published Date 2005/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100059
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はじめに
2004年10月24~27日,神戸国際会議場で,快晴に恵まれて,世界34か国より多くの参加者を得て第18回世界社会精神医学会が開催された。私は,全体のプログラムの副委員長,および地元での開催の責任者として,その企画,運営に参加した。したがって,客観的立場で印象記を書くには,あまり適任ではないように思う。それで,学会開催中,私が参加したいくつかのプログラムの印象や,学会の特徴,メインテーマなどについて,学会を通して感じたことを,主催者および参加者の両方の視点で紹介することをご了承いただきたい。第18回世界社会精神医学会では,大江健三郎氏の特別講演をはじめ3つの特別講演,17の基調講演,60のシンポジウム,多くの特別プログラムを含み,400を超える演題が発表された。最終的な参加者数は,国内905名,海外204名の合計1,109名であった。
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