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古典紹介
M. Lewandowsky—閉眼失行について/J. Zutt—閉眼状態を保つことの不能,閉眼失行かあるいは強迫凝視か?—第1回—
M. Lewandowsky: Über Apraxie des Lidschlusses〔Berl. klin. Wschr. 44;921-923, 1907.〕/J. Zutt: Über die Unfähigkeit, die Augen geschlossen zu halten. Apraxie des Lidschlusses oder Zwangsblicken?〔Nervenarzt, 21(8);339-345, 1950.〕
大橋 博司
1
Hiroshi Ohashi
1
1国立京都病院病院
1Kyoto National Hospital
pp.961-967
発行日 1986年8月15日
Published Date 1986/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204203
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M. レヴァンドフスキー「閉眼失行について」
精神麻痺(Seelenlähmung)に関する諸観察と失行Apraxie(Liepmann)の学説によって運動障害の症候論は著しく拡大された。これに関連した観察はこれまでは主として四肢に限局されていた。ただ例えばHeilbronnerによって脳神経領域における一定の類比が示唆されてはいたが。
さてこの領域から以下の報告で一つの症状が記述されねばならぬ。これについては僅かに散在的な陳述があるだけで,何らの評価も受けてつなかった。同時に,この症状の出現が,これまで注意されもせず,期待されもしなかった損傷によって生ずることが報告されねばならない。
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