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紹介
—Reinhart Lempp 著—早幼児期脳障害とノイローゼ—子どものノイローゼと環境反応性行動異常の成立に対する早幼児期外因性精神症候群の意義
"Frühkindliche Hirnschädigung und Neurose" Die Bedeutung eines frühkindlichen exogenen Psychosyndroms für die Entstehung kindlicher Neurosen und millieureaktiver Verbaltensstörungen
野本 和男
1,2
K. Nomoto
1,2
1慶応大学医学部神経科
2慈雲堂病院
1Nervenklinik der Keio-Universität
2Jiundo-Psychiatrisches Krankenhaus
pp.429-434
発行日 1966年5月15日
Published Date 1966/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201008
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著者Dr. R. LemppはTübingen大学医学部神経科のOberarztでありKinder-Abteilungの主任をされている方である。私が1961年11月から1965年までかれの主宰するKinder-Abteilungの隣りの脳研究所で働いていたころからかれの仕事に興味をもち,かれの講演もしばしば拝聴した。昨年11月の東京における国際小児科学会のため来日した折,東大で表題について講演され日本の聴衆に多くの興味を与えた。そのさい私が通訳の役をひき受けた関係上,かれが帰国にさいしこの書物を贈与され,日本における紹介を希望されたのでここに紹介することにした。
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