Japanese
English
研究と報告
入院分裂病者の他患者との人間関係による病識発現について
Beitrag zur Krankheitsgefühlsentstehung durch die zwischenmenschlichen Relation zwischen einem Schizophredem und anderem im Heilanstalt
藤田 聞吉
1
B. Fulita
1
1京都大学医学部精神科
1Psychiatrische und Nervenklinik, Kyoto Univ.
pp.407-412
発行日 1965年5月15日
Published Date 1965/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405200848
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
(1)病識・病感発現の機制としては,病院内の患者関係がまず第1に確立され,ついで従来強調されてきた医師-患者関係が成立すると思われる。
(2)比較的新鮮な症例と,慢性の人格崩壊があると思われる患者とでは,患者の相互関係にも,かなりの差が認められる。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.