Japanese
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特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
外科医の立場から
The Role of a Psychiatrist in Palliative Care Team:A surgeon's point of view
中島 信久
1
Nobuhisa NAKAJIMA
1
1カレスアライアンス天使病院外科
1Department of Surgery, Caress Alliance Medical Corporation Tenshi Hospital, Sapporo, Japan
キーワード:
Palliative care team
,
Psychiatric symptoms
,
Psychiatrist
,
Interdisciplinary team
,
Multidisciplinary team
Keyword:
Palliative care team
,
Psychiatric symptoms
,
Psychiatrist
,
Interdisciplinary team
,
Multidisciplinary team
pp.933-937
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101061
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はじめに
2002年に緩和ケアチーム加算が新設されたことを契機として,全国レベルで緩和ケアチームの活動が普及発展してきた。さらに本年4月に「がん対策基本法」15)が施行され,がん診療連携拠点病院の整備を進めながら,がん治療の初期の段階からさまざまな局面で切れ目のない緩和ケアを提供することを目指している。こうしたことが緩和ケアの普及のための追い風になっているのは喜ばしいことである。
筆者はこれまでに外科医の立場で緩和ケアチームの活動に携わってきた。そこでの経験をもとに,緩和ケアチームにおいて精神科医に期待するところを中心に論じることとする。
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