動き
「第15回日本総合病院精神医学会」印象記
河瀬 雅紀
1
1京都府精神保健福祉総合センター
pp.446-447
発行日 2003年4月15日
Published Date 2003/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100889
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2002年11月28日(木)と29日(金)の両日にわたり,第15回日本総合病院精神医学会が田中珠美会長(東京女子医科大学精神医学教室教授)のもと,ホテルエドモント(東京都千代田区)で開催された。一般演題の数は年々増加し,今回は135題の発表があった。これは4年前の第11回大会のおおよそ2倍にあたり,本学会が急速に発展しつつあることを示している。そして参加者数も過去最高の約650名を数え,活発な討論が行われた。
さて,学会のプログラムは,「リエゾン精神医学-現在の到達点と今後の展望」を基本テーマにして,特別講演,会長講演,一般演題,教育セミナー,シンポジウム,ランチョンセミナー,モーニングセミナー,教育プログラム実技講習会,ケースカンファレンス,金子賞受賞記念講演,そして総会からなり,また前日には昨年度から始まった専門医認定講習会も開かれた。
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