Japanese
English
Bedside Teaching
去痰薬の選択
Appropriate Selection of Muco-active Agents
長岡 滋
1
Shigeru Nagaoka
1
1日本喀痰研究所
1Japan Research Institute of Sputum
pp.789-793
発行日 1997年8月15日
Published Date 1997/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404900048
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はじめに
去痰薬は日常の診療で汎用されている薬剤であり,高齢者の増加という社会的背景において,今後よりいっそう汎用されると思われる.現在,多種多様な去痰薬が実用に供されているが,わが国では各種去痰薬の作用機序が的確に理解されていないで画一的に使用されている趨勢が見うけられるが,痰の物理・化学的性状と病態との関連性についての研究が進んでいる西欧では,去痰薬の的確な使いわけの必要性が強調されている1).
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