Japanese
English
装置と方法
新しく開発されたLung water computerによる肺血管外水分量の測定と臨床応用
Measurement of pulmonary extravascular water volume (PEV)
大西 祥平
1
,
半田 俊之介
1
,
秋山 英明
1
,
盛 英三
1
,
山崎 元
1
Shohei Onishi
1
,
Shunnosuke Handa
1
,
Hideki Akiyama
1
,
Eizo Mori
1
,
Hajime Yamazaki
1
1慶応義塾大学医学部内科呼吸循環科
1Dept. of Medicine, Keio Univ.
pp.999-1002
発行日 1982年10月15日
Published Date 1982/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204091
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肺水腫の病態解析の一手段として肺間質部分の水分量を定量的に測定評価しようとする試みがなされたのは新しいことではない。
Chinard,Enns (1954)1)は,T−1824,PVP,D2O,THO,24Na,32Plabeled red cell,C14 ureaなどの毛細血管透過性を検討し指示薬希釈法による平均循環時間を応用して2),肺間質部分の水分量,すなわち肺血管外水分量(pulmonary extravascular water volume=PEV)を測定した。以後,若干の研究者によりアイソトープを用いたPEVの測定がおこなわれ,その信頼性が検討されてきた3,4,5)。
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