四肢循環動態

　四肢における循環動態も，その需要に応じて変動するものであるが，その病態の把握には血圧，血流量は不可欠の情報となる。一方血圧，血流量自体に診断的意義を求めるには限界があり，通常は血圧，血流量を基本にして誘導された指標が用いられる。血圧，血流量の測定法には非常に多くのものがあり，測定結果を同一レベルで対比できない場合があり注意を要する。