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文献抄録
人体冠循環の調節に関する研究—第1編 アトロピンによる心拍数の変化—Gorlin, R. et al.:Amer. J. Med,25:37-42,1958/慢性肺気腫の換気—I.圧量と圧気流関係—Attinger, E.O. et al,Am. Rev. Tuberc.,74:218,1956.
STUDIES ON THE REGULATION OF THE CORONARY CIRCULATION IN MAN:1. Atropin-induced changes in cardiac rate/Ventilation in Chronic Pulmonary Emphysema:I. Pressure-Volume and Pressure-Flow Relationships
坂口 大吾
1
1慶大内科
pp.289,297
発行日 1959年3月15日
Published Date 1959/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200743
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アトロピン注射により心拍数を生理的範囲内で増加せしめこれによる冠循環諸量の変化を調べた。
対称及び方法 6人の患者について観察したが内3人は心疾患なく3人は弁膜症例である。心カテ,冠カテは型の如く行い諸量を測定した後,硫酸アトロピン1乃至1.4mgを静注し約10乃至15分後心拍数が安定した所で更に同様の測定を行つた。測定時に同時に上腕動脈の圧力脈波をとりこれより収縮期及び拡張期の時間を測定した。冠血流は拡張期に75%が流れるというGreggの説より冠血管抵抗の計算には標準式の他に次の改良式も用いた。
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