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特集 循環器疾患と地域連携
冠動脈インターベンション地域連携クリティカルパスの運用実績
Results in Use of Liaison Critical-pathway for Patients after Coronary Intervention
宮澤 総介
1
,
笠原 和之
2
,
成瀬 代士久
2
,
若林 康
2
,
長坂 士郎
2
,
竹内 泰代
2
Sosuke Miyazawa
1
,
Kazuyuki Kasahara
2
,
Yoshihisa Naruse
2
,
Yasushi Wakabayashi
2
,
Shirou Nagasaka
2
,
Yasuyo Takeuchi
2
1なるみやハートクリニック
2聖隷三方原病院循環器科
1Narumiya Heart Clinic
2Department of Cardiology, Seirei Mikatahara General Hospital
pp.43-46
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101182
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はじめに
あらゆる疾患において,病院と診療所はそれぞれの役割を担い,協力しあう時代となった.冠動脈疾患も例外ではなく,経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention;PCI)施行例の増加と医療を取り巻く環境の変化から,診療所を含めた地域全体での診療体制を確立することが望まれている.われわれは,2004年に冠動脈インターベンション後の地域連携クリティカルパスを作成し1),退院後早期より複数の診療所において診療が可能となるよう努力してきた2).
今回は,近年使用頻度の高い薬剤溶出性ステント(drug eluting stent;DES)留置後症例に用いる地域連携クリティカルパスの運用実績と地域アウトカムの評価結果について述べる.
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