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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく
胃 14 Cases
Case 12
Case 12
岸野 真衣子
1
,
山本 智子
2
,
野中 康一
1
Maiko Kishino
1
1東京女子医科大学消化器内視鏡科
2東京女子医科大学病理診断科
キーワード:
自己免疫性胃炎
,
萎縮性胃炎
,
早期胃癌
,
NBI
,
内視鏡診断
Keyword:
自己免疫性胃炎
,
萎縮性胃炎
,
早期胃癌
,
NBI
,
内視鏡診断
pp.452-455
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203179
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臨床情報
80歳代,男性.対策型胃がん内視鏡検診にて,胃体中部小彎に病変を指摘され,病変中央から生検を施行したが確定診断が得られなかったため,精査目的に当科へ紹介され受診となった.以前,他院での尿素呼気試験(urea breath test ; UBT)によりH. pylori(Helicobacter pylori)陽性と診断され,一次除菌療法を施行したが,効果判定のUBTにて除菌失敗と診断された.二次除菌は未施行である.上部消化管内視鏡検査所見を示す(Fig.1,2).
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