Japanese
English
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断2021
主題症例
—症例から考える食道胃接合部腺癌の深達度診断—Case 2
Case Series of Esophagogastric Junction Adenocarcinoma:Case 2
竹内 学
1
,
渡辺 玄
2
Manabu Takeuchi
1
1長岡赤十字病院消化器内科
2新潟県立がんセンター新潟病院病理診断科
キーワード:
食道胃接合部
,
腺癌
,
深達度
,
NBI
,
酢酸
Keyword:
食道胃接合部
,
腺癌
,
深達度
,
NBI
,
酢酸
pp.974-980
発行日 2021年6月25日
Published Date 2021/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202493
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臨床情報
患 者●60歳代,男性.
主 訴●喉のつかえ感.
既往歴●20歳時外傷(側腹部刺傷).
嗜好歴●飲酒:ウイスキー水割り1杯/day(約40年),喫煙:40本/day(約40年,現在禁煙).
現病歴●近医で喉の違和感の精査目的に上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)を施行したところ食道胃接合部に異常を認め,2014年1月に精査目的に当科を紹介され,受診となった.
入院時現症●身長160cm,体重66kg,BMI 26kg/m2,眼瞼結膜に貧血なし,眼球結膜に黄疸なし,側腹部に手術痕あり.
入院時検査成績●H. pylori(Helicobacter pylori)培養陰性,便中H. pylori抗原陰性.
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