Japanese
English
増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
胃
治療
ESDはさみ系
Endoscopic Submucosal Dissection with Scissors for Gastric Cancer
草野 央
1
,
後藤田 卓志
1
1日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野
pp.632-633
発行日 2021年5月24日
Published Date 2021/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202373
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内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection ; ESD)は早期消化管腫瘍に対する内視鏡的切除法として1990年代に登場した.ESDによって大きな病変や瘢痕病変でも一括切除が得られるようになった.一方で,いまだスコープ操作や止血の難しさは課題として残されている.本稿ではデバイス自体に複雑な動きや安全機能を持たせることで,ESD手技の難易度を下げ安全性を向上させたハサミ型ナイフを用いたESDを紹介する.
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