Japanese
English
増刊号 消化管腫瘍の内視鏡診断2020
主題
—小腸腫瘍性病変の内視鏡診断—上皮性腫瘍の診断の進め方
Endoscopic Diagnostic Strategy of Small-bowel Epithelial Tumor
岡 志郎
1
,
田中 信治
2
,
壷井 章克
1
,
飯尾 澄夫
1
,
茶山 一彰
1
Shiro Oka
1
1広島大学病院消化器・代謝内科
2広島大学病院内視鏡診療科
キーワード:
小腸上皮性腫瘍
,
カプセル内視鏡
,
バルーン内視鏡
Keyword:
小腸上皮性腫瘍
,
カプセル内視鏡
,
バルーン内視鏡
pp.630-636
発行日 2020年5月24日
Published Date 2020/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202034
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
●「考える内視鏡診断」のポイント
・各小腸腫瘍の頻度,好発部位を考慮することが鑑別診断に有用である.
・カプセル内視鏡とバルーン内視鏡の特徴を理解し内視鏡診断を行う.
・単発性か多発性か,色調,表面性状,病変の可動性の有無などを考慮し総合的に診断する.
・確定診断には生検が重要であり,結節や潰瘍辺縁から確実に行う.ただし,血管性病変を疑う場合は,鉗子生検は禁忌である.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.