Japanese
English
今月の主題 大腸小・微小病変に対するcold polypectomyの意義と課題
主題
cold polypectomyの意義と課題─私はこう考える:慎重の立場から
Significance and Problem of Cold Polypectomy: From the Prudent Viewpoint
冨永 直之
1
,
緒方 伸一
1
,
森 大輔
2
,
大谷 響
3
,
佐藤 敏美
4
Naoyuki Tominaga
1
1佐賀県医療センター好生館消化器内科
2佐賀県医療センター好生館病理部
3熊本中央病院健診センター
4人吉医療センター病理診断センター
キーワード:
大腸腺腫
,
cold polypectomy
,
治療
,
遺残
,
再発
Keyword:
大腸腺腫
,
cold polypectomy
,
治療
,
遺残
,
再発
pp.1604-1605
発行日 2017年11月25日
Published Date 2017/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403201224
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はじめに
1992年に高周波電流で焼灼しないCSP(cold snare polypectomy)が報告された.以降,1,000病変を超える大腸ポリープに対して安全に施行でき,遅発性出血が皆無であったことが2012年に報告されてから1),clean colonを達成する画期的な方法として,その簡便さと安全さからCSPは本邦で一種のブームを巻き起こしている.
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