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今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断
座談会
陥凹型早期胃癌の深達度診断
Conversazione―Diagnosis of Depth Invasion in Depressed Type Early Gastric Cancer
浅木 茂
1
,
西俣 寛人
2
,
浜田 勉
3
,
斉藤 建
4
,
武藤 徹一郎
5
,
山中 桓夫
6
,
八尾 恒良
7
,
望月 孝規
Tsuneyoshi Yao
7
,
Takanori Mochizuki
1東北大学第3内科
2鹿児島大学第2内科
3順天堂大学消化器内科
4自治医科大学病理
5東京大学第1外科
6自治医科大学消化器内科
7福岡大学筑紫病院内科
pp.198-210
発行日 1987年2月25日
Published Date 1987/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112210
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望月(司会) 本日の主題は“陥凹型早期胃癌の深達度診断”ですが,深達度いかんによっては早期胃癌ではなくなってしまうわけで,あまり早期胃癌ということにこだわらずにお話しいただいたほうがいいような気がします.いつも言うことですが,病理は例えば戦争でも一番後ろからくっついて行く役割ですから,臨床の先生方からどうぞお話しください.
八尾(司会) 陥凹型早期胃癌の深達度診断がテーマですが,実際に所見会に行くと,深達度はどうですかという話が必ず出るんですね.そうすると,mです,smですという話をしないとどうも具合が悪い.わかりませんというと軽蔑されそうな気がするのですが,深達度診断の根拠が科学的でないように私は感じています.そういうことも含めてご出席の先生方がどのようにお考えなのか,一言ずつお聞きしたいと思います.
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