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初心者講座 胃X線検査のポイント―私の検査法
7.二重造影像の撮り方(2)―胃体部から噴門部
Radiological Examination of the Stomach: My Routine Practice
七海 暁男
1
Kyoo Nanaumi
1
1虎の門病院放射線診断学科
pp.886-888
発行日 1990年7月25日
Published Date 1990/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111118
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1.陽性造影剤(バリウム)の量
各撮影部位に対する標準的なバリウムの量をTable 1に示した.精密検査では,Table 1に示したバリウム量を基準としながら透視下でその過不足を判定し,注入と吸引を繰り返して撮影している.
非鈎形胃(牛角胃,爆状胃など)の前壁撮影では,まず多めのバリウムを投与し,粘膜によく付着させる.次にそのバリウムを吸引し,改めて必要量のバリウムを注入して撮影している.前壁撮影には数段階の厚さの圧迫綿を使用している.
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