用語の使い方・使われ方
十二指腸白点,白斑(white spot of the duodenum)
小越 和栄
1
1県立がんセンター新潟病院内科
pp.1216
発行日 1992年10月25日
Published Date 1992/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110012
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十二指腸内視鏡検査を行う際に,十二指腸の下行脚以下に(ときに上部空腸にまで及ぶ)粘膜表面のびまん性の小さな均一な小白点(白斑)が見られることがある.
この白点は近接で観察すると十二指腸粘膜の絨毛に一致しており,特に絨毛の頂上部の白色が強い.この所見に対して内視鏡学会用語集では十二指腸白点または白斑との名称が付けられている.
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