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書評「続 統計学入門」
山賀 岑朗
1
1横浜市立大学
pp.248
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109744
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著者は,横浜市立大学医学部公衆衛生学講座の助教授として,統計学の講義・実習を主として担当しておられたが,本書はその長年にわたる経験,知識に基づき,既刊の「統計学入門」の続篇として,特に応用面を重視して書かれたものである.
第1章(得られたデータを解析するにはいかなる統計学的方法を用いたらよいか),第2章(計算方法)との2章に分かれているが,第1章では色々の種類のデータの例が挙げられており,これらをまず,どの値を用いて処理したらよいか,すなわち平均値で処理するか,百分率で処理するか,あるいは相関関係と回帰直線で処理するか,などを見定め,それが決まったら次にどのような方法で解析したらよいかの方向づけを示している.
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