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海外文献紹介「末端肥大症例の大腸ポリープ」
伊藤 博之
1
1関東逓信病院消化器内科
pp.254
発行日 1983年3月25日
Published Date 1983/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109315
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Colonic Polyps in Patients with Acromegaly: I. Klein, et al. (Ann Int Med 97: 27~30, 1982)
男10例,女7例,平均年齢それぞれ51.5歳,46.1歳の末端肥大症例を注腸および大腸ファイバーで検査し,9例にポリープを発見した.8例にポリペクトミーを行い,5例は腺腫性(うち4例は多発性),3例は過形成性であった.悪性例はなかったが,2例は既往に大腸癌の手術を受けていた.なお,上記17例中11例は10年以上末端肥大症に罹病しており,下垂体摘出術などを受けている.
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