学会印象記
第45回日本消化器内視鏡学会関東地方会
酒井 義浩
1
1東邦大学大橋病院消化器診断部
pp.186
発行日 1988年2月25日
Published Date 1988/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107886
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1987年12月11日と12日の両日,新装なった東京女子医科大学弥生記念講堂を中心に3会場に分かれて,黒川きみえ教授のもとに開催された.本地方会は約2年前から応募演題数が増加して,発表時間の短縮を余儀なくされていたが,2会場を使用しても充足できず,ときには3会場が用いられるようになっていた.このため2日間開催はやむを得ない措置とも思われるが,初めての2日間開催に参会者にも戸惑いの声が聞かれた.実際には初日は午後のみであり1日半であったが,VTRセッションが1会場をとり,2日目の午後は第5回内視鏡パラメディカル研究会関東地方会が行われていた.やがて3会場全2日間開催定着の前兆と言えよう.
本地方会は消化器内視鏡に関連する学会で最も年末に近く開催されるものとして,関東では最新の力作が発表され,しかも若手医師の登龍門でもあるため活況を呈してきたが,今回は特別講演2題,シンポジウム1題,一般演題171題,VTR示説11題が報告された.
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