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書評「標準外科学」
土屋 凉一
1
1長崎大学
pp.1353
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107457
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本書でまず感銘をうけたのは,大学は異なっても,ひとしく昭和29年に医学部を卒業し,現在第一線で教育と診療に活発な活動をしている15人の同志が,武藤輝一・相馬智両教授を中心として,臨床実習に重点がおかれている今日の医学教育に対応すべく,心を一つにして上梓した教科書であるということである.
本書は,序文,目次,索引を除き本文は500頁から成り,160頁の総論と340頁の各論に分けられている.すなわち,外科学全般を網羅しながらも1冊にまとめられたhandyな本であるということができる.
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