Japanese
English
今月の主題 胃癌の発育経過
主題症例
A.胃癌の発育経過(形態の変化を中心として)
1)隆起型胃癌の発育経過
Case 6 潰瘍性変化の消長と隆起の増大を認めたⅡa型早期癌の内視鏡的推移
A. Macroscopic changes of gastric cancer (centering on morphologic changes)―1) Macroscopic changes of protruding type gastric cancer (cases 6)
福本 四郎
1
,
星島 説夫
1
,
田中 弘道
1
,
山本 貞寿
2
S. Fukumoto
1
1鳥取大学第2内科
2隠岐病院内科
pp.20-21
発行日 1978年1月25日
Published Date 1978/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107171
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- Abstract 文献概要
切除可能と診断した胃癌の治療は外科的治療が原則であり,切除不能例を除いてその進展を観察することは許されない.しかし,合併症や手術拒否などのために外科的治療を行いえず経過観察を行う症例も稀に存在する.
ここに報告する症例は高齢であることおよび本人,家族の手術に対する協力が得られず,診断時より2年11カ月の進展をX線および内視鏡的に観察しえた1例である.
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