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今月の主題 早期胃癌の内視鏡的根治切除―適応拡大の可能性と限界を探る
主題
早期胃癌の内視鏡的根治切除の適応拡大の将来像―私はこう考える
Curative Endoscopic Resection of Early Gastric Cancer: The Prospect of Extending Its Indications
三隅 厚信
1
Atsunobu Misumi
1
1熊本大学医学部第2外科
pp.1458-1459
発行日 1993年12月25日
Published Date 1993/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106347
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- Abstract 文献概要
早期胃癌に対する内視鏡的胃粘膜根治切除法(根治的EMR)は,外科手術に比べて侵襲が少ない(minimal invasive surgery)という大きい利点があるが,その切除範囲にも自ずから限界があり,この方法で満足すべき根治的治療効果が得られないときには,いつでも外科手術に切り替えられるべきものである.したがって,その適応は極めて流動的であり,いたずらに本法に固執して,手術の時期を失することがないように注意しなければならない.
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