Japanese
English
今月の症例
1.胃原発形質細胞腫の1例
I. Primary Gastric Plasmacytoma, Report of a Case
羽柴 厚
1
,
大井 章史
2
,
高橋 一郎
3
Atsushi Hashiba
1
1国家公務員等共済組合連合会北陸病院外科
2金沢大学第1病理
3小松市民病院外科
pp.866-867
発行日 1994年8月25日
Published Date 1994/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105871
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〔患者〕34歳,女性,1986年5月1日第3子出産後から嘔気があり,上腹部痛を覚えるようになった,症状が増悪したので6月14日当科を受診.
〔胃X線所見〕背臥位二重造影像(Fig. 1)で胃角部の不整,二重輪郭と体下部から角部後壁にひだの軽度の集中,胃小区の不揃いと粗大化,バリウムの小班像がみられ,胃角部近傍の浅くて,やや大きい陥凹性病変を疑った.
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