Japanese
English
臨床報告
胸骨に原発した形質細胞腫の1例
One case report of the sternal plasmacytoma
西村 正
1
,
福井 亨
1
,
小野 典郎
1
,
岡 憲文
2
,
美馬 昂
2
,
塚口 功
3
Tadashi NISHIMURA
1
1大阪府立病院外科
2大阪府立病院麻酔科
3大阪府立病院放射線診断科
pp.1469-1472
発行日 1977年11月20日
Published Date 1977/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206851
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はじめに
胸骨腫瘍は比較的まれな疾患でその多くは悪性である.そのうちでも形質細胞腫はそれほど多くなく,現在までに自験例を含めて本邦では文献上で見るかぎり約7例報告されているにすぎない.今回,同腫瘍の完全摘出に成功しアクリルレジン板を用いて欠損部補填に成功した1例を経験したので文献的考察を加えてここに報告する.
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