Japanese
English
今月の症例
1.乳頭部癌(露出腫瘤型)の1例
I. Carcinoma of Papilla of Vater, Report of a Case
宮川 宏之
1
,
村島 義男
1
,
須賀 俊博
1
,
今村 哲理
1
,
村岡 俊二
2
Hiroyuki Miyakawa
1
1札幌厚生病院消化器内科
2札幌厚生病院病理
pp.744-745
発行日 1994年7月25日
Published Date 1994/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105842
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〔患者〕54歳,女性.主訴:特になし.現病歴:近医で胃潰瘍,十二指腸潰瘍の経過観察中,十二指腸乳頭部に腫瘤を認め紹介を受けた.
〔低緊張十二指腸造影所見〕薄層法では乳頭部に一致して大きさ22mmの立ち上がり明瞭な楕円形の透亮像を認める.外側からはバリウムの流入によるfleckもみられる(Fig. 1a).二重造影では同様の隆起性病変を認め,その表面は小結節状である(Fig. 1b).
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