Japanese
English
今月の症例
1.輪状狭窄型虚血性小腸病変の1例
I. Ischemic Lesions of the Small Intestine: Annular Narrowing Type, Report of a Case
今村 哲理
1
,
村島 義男
1
,
須賀 俊博
1
,
村岡 俊二
2
,
佐藤 利宏
2
,
山中 剛之
3
Akimichi Imamura
1
1札幌厚生病院消化器科
2札幌厚生病院病理
3南郷医院
pp.990-991
発行日 1994年9月25日
Published Date 1994/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105900
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〔患者〕57歳,女性.主訴:腹満,悪心.既往歴:18歳時中垂切除術.家族歴:特記事項なし.合併症:大動脈弁閉鎖不全,洞性徐脈(入院後ペースメーカー使用).現病歴:1991年7月28日から主訴を訴えるようになった.南郷医院の小腸X線検査で異常を指摘され同年10月22日当科に入院.消化管障害を惹起する薬剤の服用歴はなかった.
〔小腸X線所見〕102病日の小腸二重造影検査では空腸に高度の漏斗状狭窄(矢印)を認め,その口側腸管の拡張もみられる(Fig. 1a, b).
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