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海外文献紹介「Barrett食道上皮剝離後の扁平上皮粘膜の再生」
鈴木 隆史
1
1愛知県がんセンター消化器内科
pp.261
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105746
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Restoration of squamous mucosa after ablation of Barrett's esophageal epithelium: Malcolm M, et al (Gastroenterology 104: 1686-1691, 1993)
Barrett食道は胃食道逆流症(GERD)患者のおよそ10~20%にみられ,高頻度に腺癌が発生すると考えられている.酸分泌抑制をはじめ原因除去を目的とした種々の内科的療法や外科療法がBarrett円柱上皮の進展を妨げるとの報告がなされているが,説得力のある成績はこれまでにない.そこで著者らは,円柱上皮を脱落させた場合,食道上皮が治癒するまでの期間刺激物質を排除した環境下では,扁平上皮が再生してくるのではないか,との仮説を基に次のような検討を行った.
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