学会印象記
第36回日本消化器病学会大会
横山 善文
1
1名古屋市立大学第1内科
pp.64
発行日 1995年1月25日
Published Date 1995/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105292
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眼下に紅葉した蔵王の山並みを望み,程なく仙台空港へ到着すると,ひんやり肌寒く名古屋に比べ5℃ほど気温が低いことを実感した.第36回日本消化器病学会大会は山形大学第1外科・塚本長会長のもと,大会スローガン“世界の中の日本消化器病学会/その未来への展望”を掲げて,杜の都・仙台市の国際センター,市民会館,県民会館などを中心に5会場で10月31日から11月2日までの3日間,約5,000名が参集して開催された.第1日目はあいにく小雨混じりの曇天であったが,第2,3日目は秋晴れの快晴で,昼休みを利用して伊達56万石の青葉城址の散策を楽しんだ参加者も多かったと思われる.
今大会では,一般演題(口演561題,ポスター292題)をはじめ,招待講演3題,特別講演5題,会長講演,特別シンポジウム2題,シンポジウム7題,パネルディスカッション4題,ワークショップ9題と実に盛りだくさんの企画がオーソドックスな形式で行われた.時間的制約から一部のプログラムしか参加できなかったが,以下に感想を述べ印象記としたい.
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