Japanese
English
今月の症例
1.回盲部単純性潰瘍の1例
I. Simple Ulcer of Ileocecal, Report of a Case
林 繁和
1
,
佐竹 立成
2
,
小林 英治
3
,
芳野 純治
4
Shigekazu Hayashi
1
1名古屋掖済会病院消化器科
2名古屋掖済会病院病理
3小林クリニック
4藤田保健衛生大学第2病院内科
pp.8-9
発行日 1995年1月25日
Published Date 1995/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105279
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〔患者〕28歳,男性.現病歴:発熱,腹痛はなく,黒色便の排出があった後,1時間して新鮮血の下血が3回あり,救急外来を受診し入院した.入院時現症:口腔内アフタを認めたが眼症状,陰部潰瘍,皮膚症状はなかった.
〔大腸X線所見〕回盲部背臥位二重造影(Fig. 1)で回腸末端からBauhin弁にかけて,ひだの集中があり,そこに重なって類円形のニッシェが認められた.
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