リフレッシュ講座 大腸検査法・2
大腸内視鏡検査―腫瘍性疾患
工藤 進英
1
1秋田赤十字病院胃腸センター
pp.1743-1750
発行日 1997年12月25日
Published Date 1997/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105270
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はじめに
大腸内視鏡検査法は,今日,大腸疾患の診断と治療のために不可欠な検査法となっている.微小癌の治療から炎症性疾患の診断,それから大きなlaterally spreading tumor(LST)など,様々な腫瘍性疾患や炎症性疾患に重要な診療の手段となっている.本稿においては,大腸内視鏡検査の基本的事項と腫瘍性疾患に対する内視鏡検査において大切と思われる最近の知見を解説する.
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